夜行観覧車のネタバレ結末に迫る！原作にない新たな物語？

夜行観覧車の小説を読むと結末を言いたくなる？
ネタバレを知った瞬間に、冷めるか、ゾックっとするのか？

だいたいサスペンスの犯人は、身近な人が
怪しいというのが相場。

湊かなえの高級住宅街を舞台に、エリート一家の
旦那が殺害された事件も、身近な隣人を
巻き込み、犯人像が分かっていく。

主演は、公私共にエレガントな鈴木京香（遠藤真弓）。

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夜行観覧車は、サスペンス色も強いが、
事件を通して、家族の在り方や絆などが
それぞれの家庭に問いかけられる。

３世帯を中心に物語が進み、事件当日や前後に
誰と誰が絡みあい、そして、殺人事件が起きたのか、
「夜行観覧車」の最終回が待てないと言う方に、
結末のネタバレ。

殺人事件と共に家族の絆を問うこの作品の
結末は、まさに、家族愛から成り立っている。

高橋弘幸（田中哲司）は妻の淳子（石田ゆり子）に、
殴打されたことになっている。

小説では、淳子が真相を供述したわけではなく、
遠藤啓介（宮迫博之）の話から、事件真相の
推測が成り立っている。

ドラマでも、啓介は事件当日、遠藤家から出てくるのを
小島さと子（夏木マリ）が目撃している。

淳子は何故、夫・弘幸を殺害したのか？

動機については、高橋家の子供らの推測によると、
弘幸が慎司（中川大志）を諦めたような言葉を
言ったことで、淳子がカッとなって我を忘れ、
近くのトロフィーで弘幸を殴打した。

凶器となったトロフィーは、長男・良幸（安田章大）が
数学オリンピックで勝ち取ったもの。

淳子も何の因果か、次男・慎司を否定されたことで、
夫を長男・良幸の栄誉あるトロフィーで殺害するとは・・・

自分が生んだ子に執着し過ぎて、家庭を崩壊に
導くとは・・・

だが、淳子を最後に守ったのも、３人の子供たちでした。

小説「夜行観覧車」の結末は、弘幸を淳子が
殺害したことを知った子供らが、慎司をたてに、
弘幸の教育が過度的なことを理由に、トロフィー
で慎司が殴打したことになっている。

この真相は雑誌でとりあげられ、そのまま終わっていく。

そして、ドラマでもいい味を見せる、さと子が息子の
まーくんにから、「近いうちに、海の近くに観覧車
ハーバー・アイが完成するんだって」的な手紙で
締めくくられる。

小説ではここまでだが、ドラマも原作と同じでは、
つまらないですね。

と思っていたら、ドラマ版の「夜行観覧車」は、
原作にない、事件後を取り上げるらしいです。

結末があやふやだった小説に、新たな物語が
加われば、ラスト最終回まで目が離せないです。

タグ：夜行観覧車 ネタバレ 結末